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シンプルで大きな武器!子どもと一緒に笑うことで起きるたくさんのメリット

「子どもと笑顔溢れる楽しい家庭を」というのは、一般的にごく当たり前の共通項かもしれません。

「笑っていた方が幸せ」「暗い顔してちゃ家庭も楽しくない」なんて思っていてもずっとニコニコというのも難しいですね。

笑う=楽しい!というのは分かっているものの、具体的にどんな影響があるのかご存知でしょうか。

この記事では、「子どもが笑う」「子どもと一緒に笑い合うこと」の大きなメリットを科学の目線からお伝えします。

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笑うことで起こる「脳」の反応

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記憶力の領域が増える

笑うと、脳の中にある「記憶をつかさどる部分」である海馬が活性化します。記憶する力がパワーアップし、勉強もはかどるでしょう。たくさん覚えられることでやる気も上がり、「できた!」という経験を積むことで自信にもつながります。

α波が増えてリラックス効果

笑顔になることによって脳のα波が増えると、緊張がほどけリラックス効果があります。また、「大脳新皮質」という部分に血流が増えることで、脳が元気に活発になっていきます。

笑うことで起こる「からだ」の反応

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血行が良くなる

たくさん楽しんでたくさん笑うと、自然に酸素をいっぱいからだに取り込むことになります。その結果心拍数や血圧が上昇し、強いからだになっていきます。

免疫力が上昇する

笑うとNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化します。NK細胞とは、がん細胞やウイルスを撃退してくれる働きを持つ細胞です。感染症にかかりにくくなるという研究結果が出ており、薬よりも高い効果を発揮している可能性もあります。

笑うことで健康になり、免疫力の高い元気な子どもでいてくれることは、お母さんにとっても心強いですね。

筋肉が鍛えられる

小さいうちからよく笑うと、腹筋が鍛えられます。また、助間筋(助骨の間にある筋肉)や横隔膜(おうかくまく)も鍛えられるため、全身の筋肉が鍛えられていき、丈夫な身体づくりに役立ちます。

笑うことで起こる「心」への影響

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幸福感や自己承認の感覚が増える

笑うとなんとなく幸せな気持ちになれるような気がする……というアバウトなものではないのです。笑顔になることで、実際に脳からβエンドルフィンというホルモンが分泌されることがわかっています。

このホルモンには幸福感を与えてくれるだけでなく鎮痛効果も発揮するというから凄いですね。痛みを和らげ、安心できるホルモンが笑うと増えていくのです。

自律神経が整う

自律神経には2種類あります。

1.交感神経(興奮状態) 2.副交感神経(リラックス状態)です。この自律神経については、耳にしたことがある人も多いでしょう。

興奮状態といっても、日常で活発に動いている時間に優位になっているのが交感神経になります。睡眠前などに活発化するのが副交感神経で、身体を休めるモードに入ると言われています。

笑うと交感神経から副交感神経へと切り替わるため、活発で緊張している状態からリラックスモードへ。2つの神経のバランスが整うことで精神のバランスも整えやすくなります。

一日の終わりは「笑顔」で締めくくるのがベスト

子育て中は大変なことも多く、ついつい叱り過ぎたり、うまくいかないこともありますよね。

しかし、大事なのは「一日の終わりには必ず笑顔で」締めくくるということ。どんなにたくさん子どもが泣いた日も、強く叱ってしまった日でも、眠る時にはぎゅっとだきしめ笑い合って子どもを安心させてあげましょう。

そうすることで結果としてきちんと幸福感を感じ、リラックスをして子どもはまた頑張れるはずです。

いつもいつも笑顔でなくたって構いません。嫌な気持ちのままでお子さんもママも一日を終えないようにすればOK。「笑うこと」は大切な親子のコミュニケーションであり、ママの心もカバーしてくれますよ。

この記事を監修している人

SFR代表理事:鶯千恭子(おうちきょうこ)

精神保健福祉士●保健師●養護教諭1種●心理EMDRトレ他

保育士や子育て中のお母さんたちへの講演実績多数。

「心育て」「人格形成」のスペシャリスト。